貧血の種類、⑧二次性貧血
みなさん、こんにちは*°
目白・池袋の整体サロン lively bodyのあざみです(*^^*)
前回の内容は、悪性貧血についてのお話でしたね。
今回は、二次性貧血についてです。
血液疾患以外の基礎疾患が原因で起こる貧血を、二次性貧血(続発性貧血)と呼びます。
特に高齢者の方は、軽度〜中等症の貧血の大半が二次性貧血と言われています。その中でも、消化器系の悪性腫瘍がみられる場合があるので注意が必要です。
※ 二次性貧血の原因 ※
二次性貧血の原因は基礎疾患です。
基礎疾患ごとに原因が違ってきます。
膠原病が基礎疾患の場合
赤血球造血の抑制・鉄の利用障害・赤血球の造血を刺激する液性因子エリスロポエチン産生の抑制など。
腎疾患が基礎疾患の場合
エリスロポエチンの産生低下による赤血球の産生低下、尿毒症など。
肝硬変が基礎疾患の場合
消化管からの出血・鉄や葉酸の欠乏・循環血漿量の増大など。
※ 二次性貧血の症状 ※
二次性貧血も、一般的な貧血症状と同じです。
頭痛・耳鳴り・立ちくらみ・めまい・疲れやすい・動悸・息切れ・顔色が悪い・食欲がないなど。
それに加えて、感染症・膠原病・悪性疾患・腎疾患・肝疾患・内分泌疾患など。
特に慢性感染症・膠原病や慢性炎症など。
* 二次性貧血の対策 *
悪性腫瘍による貧血は病態が共通しているため、慢性疾患による貧血とも呼ばれているそうです。
原因である病気が良くなることで、貧血の症状もそれに伴って改善して良くなっていきます。
ですので、二次性貧血の原因となっている基礎疾患を調べ、それぞれの疾患の専門的な治療を行っていくことです。
8種類の貧血を種類ごとにご紹介してきました。
一言で「貧血」と言っても、原因・症状・対策もさまざまですね!
みなさんに当てはまる貧血はありましたでしょうか?
少しでも今後のみなさんの参考になれたらと思っております○°
あざみ