貧血の種類、②失血性貧血

貧血の種類、②失血性貧血

みなさん、こんにちは*°
目白・池袋の整体サロン lively bodyのあざみです(*^^*)

 

前回の内容は、鉄欠乏性貧血についてのお話です。

 

 

今回は、失血性貧血についてです。

 

失血性貧血は、出血で失われた赤血球が新しく作り出される赤血球より多い場合に出血過剰により貧血になります。

血液が失われると身体が血管を液体で満たそうとするため、水分を取り込もうとします。水分を取り込むと、血液が薄くなりヘマトクリット値(血液中の赤血球の割合)が低下してしまうのです!

 

 

※ 失血性貧血の原因 ※

簡単に説明すると出血多量によるものです。大きく分けて2つあります。

 

突然な出血によるもの

ケガ・手術・出産など。突然の失血により貧血が急速に進行し、大量に血液が失われた場合、血圧低下や体内酸素供給量の急速な低下になる恐れもあり、最悪の場合には心臓発作・脳卒中・死亡の原因にもなるそうです。全血液量の3分の1を失うと生命の危険に関わります!

 

慢性的(長期的)な出血によるもの

鼻血や痔の出血のような出血ならすぐに気づけますが、例えば便潜血(便の中の少量の出血)などには気づかないことがあります。少量の出血が長く続いている場合、長期的には大量の出血に繋がっている可能性があります!
病気で例を挙げるなら、癌・ポリープ胃や小腸の潰瘍・大腸の憩室症・腎臓や膀胱の腫瘍など。

 

※ 失血性貧血の症状 ※

突然に血液が失われてしまう場合、血圧が低下してめまいなどが起こることがあります!
少しずつゆっくり失血してしまう場合は、顔面蒼白・息切れ・疲労感などが見られることも。

 

* 失血性貧血の対策 *

出血個所を知り、止血することです。場合によっては、赤血球の輸血が必要になることも。
ですが少しずつゆっくりと失血する場合は輸血をしなくとも、身体が赤血球を作り出すことで貧血が和らぐこともあります。
また赤血球を作り出すためには鉄が必要になるため、鉄剤を服用する場合がほとんどだそうです。

 

 

次回は、続発性貧血についてのお話です。

 

 

 

あざみ